鑑定していて、とっても怖い事がありまして、それは異常な眠気です。
鑑定の時は、お客さんを前にして占うという緊張感があるので、眠くなる事はなくて、あれこれ考えながら集中しています。
ところが過去に二回だけ、鑑定中に尋常でない眠気に襲われた事がありました。
突如として強い睡魔がやってきて、会話をしながら頭は朦朧、すぐに意識が飛びそうな、布団があれば滑りこみそうな勢いの眠気です。
お客さんを目の前にして、ウトウトするなんてもってのほかで、ましてこちらの眠気を悟られてもならず、落ちてくる瞼と闘い、会話を成立させ、鑑定もせねばならぬ、という地獄のような時間が続くのです。
なんとかかんとか鑑定を終えてお客さんが席を立ち、お帰りになる時にウソのように眠気がさーっと引いていくのです。
今まで耐え抜いた眠気地獄はなんだったの？というくらいに、何もなかったかのように頭が冴えわたるという、ちょっと納得のいかない事が起こるのです。
どうも霊的な事が関係しているらしいのですが、本当に寝てしまったら大失態もいいところで、お化けより怖いんですけど、という眠気とごくまれに闘う（人知れず）ことがあります。
