2017年12月31日日曜日

良いお年を

早いもので、今年ももう終わりですね。

今年の春に埼玉から東京へ拠点を移して後も、遠方にも関わらずたくさんのお客様が足を運んでくださり、大切な方を紹介してくださいました。

新しい場所で新たな出会いもたくさんありました。

本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

どうぞまた来年も、よろしくお願い申し上げます。

来たる年がみなさまにとって、素敵な一年でありますように。

2017年12月30日土曜日

年末大掃除&DIY

昨日はスタッフ3人でカルナティーラの大掃除をしました。

玄関と水回りはのんちゃんがピカピカに磨き上げてくれまして、美しく清潔に仕上がってます。

のんちゃんて掃除が上手なんだなぁ~、と知られざる特技が判明したり、みんなでモリモリバリバリ綺麗にしましたので、新年はいっそう爽やかに店内をご利用頂けると思います。

さらに今エントランスの模様替えのためDIY進行中です。

殺風景な塀をオサレに変身させようと目論み、フェンス類を物色しましたが、なかなか気に入るものがなく、どうせだったらもう作るべと思い立ったが運の尽き。

作り始めると予想以上に大変な作業で、なんでこんなこと始めちゃったのかね?まして年の瀬に狂気の沙汰なり、と姉と後悔の渦に苛まれつつ、ヘタッピイな日曜大工で塀を作り上げました。

最初の状態はバラバラの木材です。




これをフェンスに組み立てます。

下の写真は半分完成した状態。




2日かけて、まぁ何とか作り上げまして、完成形の写真をまだ撮影してませんが、すでにエントランスに設置してありますので、ご近所の方は近くをお通りになったらご覧ください!

技術は酷いが見た目は素敵です。

素人日曜大工なので、いろいろ不安ですが。

これからまた手を入れまして、植物などを設置して完成となります。

大変だけれど、自分で作れば自分達の好みで作れるのはDIYの魅力ですね。

ところで今日は年末のお墓参りをしてきました。

例年、暮れには必ずお墓を綺麗にして、年越しに備えます。

帰りに新宿の珈琲西武でデカモリパフェを食べまして、昭和な緑色シロップに私は少し驚きでしたが、主人は嬉々としてパフェを完食しました。

レトロな純喫茶、今は少なくなったので貴重ですね。

最後に、UMAの正体激撮。↓



2017年12月27日水曜日

UMA



↑布団乾燥機をすると、どこからともなく現れて布団に埋もれている何か

目が2つキョロキョロ

2017年12月25日月曜日

縄文式ケーキ

本日は学校を終えた甥っ子とクリスマスパーリーなので、昨日の深夜にケーキの土台を焼きました。




チョコケーキが好きとの事なので、巨大などら焼きのようなココアスポンジを作製。

一晩冷やして母宅まで運搬。

甥っ子が来るまでに9割方は仕上げておくため、ペタペタとクリームを塗りたくります。

デコレーションは我ながらヘタです。






クリームがたくさんあったので、全部のっけてしまえ、とモリモリに盛ったところ、縄文式土器みたいと言われてしまいました。

縄文式土器ケーキとは斬新な感想です。

あまり美味しそうな名前ではないですね。




この縄文チョコケーキに、仕上げのトッピングをします。

仕上げは甥っ子にしてもらいます。




完成!

上手に飾りつけしてくれました!

縄文ケーキが素敵なチョコケーキに変身しました。

このあと、甥っ子はライトセーバーでケーキ入刀を試みつつ、みんなで楽しく頂きましたとさ。

めでたしめでたし。


2017年12月24日日曜日

カエルのクリスマス

パンダ犬

今日、ただいま夜中なので正確には昨日、早稲田でパンダ犬を見ました。

前回の記事を承けて、穴八幡さんと放生寺さんで、一陽来復と一陽来福を両方頂いて、ダブルで貼るのが我が家流です。

「ふく」の字が異なるのですね。

そんな事でふくを授かりに行って参りまして、その帰路放生寺を出たところの歩道に、散歩中のパンダ犬が歩いていました。

白い小型犬をカラーリングして、パンダにしたようです。

シャンシャン人気に触発されたのでしょうか。

我が家の犬は半分野生のようなので、カラーリングまでしているオサレ犬には驚き桃の木ですが、都会の犬はなかなか斬新です。

神仏のところで動物に会ったら留意せよと言われていて、何かのお使いだったりお知らせだったりする事があるためです。

それで一つ占いというか、何かの示しを読み取ることもあるわけですが、パンダ犬はどう解釈すべきでしょう。

それにしても、田端の金魚、北町商店街のタヌキ、早稲田のパンダ犬と、驚きいきもの月間とでもいうような今月ですが、まだまだ何か続くのでしょうか?

2017年12月22日金曜日

冬至2017

今日は冬至です。

ゆず湯に入って、んのつく食べ物を食べて、新しい運気を呼び込みましょう。

カボチャを食べるのは、別名「なんきん」といって、んが2つつくからです。

今日を境に日が少しずつ伸びてきます。

早稲田の穴八幡さんでは、一陽来復が頒布されます。

早めに頂いたほうが貼るチャンスが増えて安心なので、福を授けてもらいたい方は早めに行きましょう。

陰から陽へ切り替わるこの時期に、その運気をうまく自分にも取りこんでください。

そのために、古来いろいろな行事が生み出されてきたのです。

私も、先ほど銭湯のゆず湯へ入ってきました。

露天は快晴の青空のもと、ゆずの良い香りと爽やかな風が吹いて、とても気持ちが良かったです。

平日の昼間から露天風呂とはぜいたくだなぁ~とルンルンで出かけたところ、芋洗いよろしく、たくさんの人が来ていました。

この後は仕事帰りの人達でますます混むでしょう。

ところで、心身ともに爽快になる事を日常に取り入れるのはとても大事です。

心にも身体にも悪いものをためないように、普段からストレス解消になること、身体や精神を養うことを適宜しましょう。

鑑定していても、運気のパッとしない人、停滞する人は、往々にして無趣味な傾向があります。

遊んでばかりでは困りますが、何でも良いので、自分が楽しめて生活を豊かに彩ってくれる趣味や勉強を持つ事で、生き方や考え方に柔軟性を持たせてください。

さてさて、我が家では夕飯にカボチャカレーを食べます。

スパイスとヨーグルト、ココナツミルクで煮込むカレーで我が家の超定番カレーです。

主人が甘い煮付けを好まず、ファンキーなカボチャ料理に変身させると一転好物になるのは不思議ですね。

レンコンやギンナン、キンカンなどなど「ん」の2つつく食べ物を今夜の夕食にどうぞ。

ついでに今日は冬至易です。

毎年冬至に易を起てて、来年の運勢を占います。

鑑定でも今後しばらくやります。やりますというかご自分で賽を振って頂きます。

来年の総合運、仕事運、健康運、家庭運などいくつか絞って易を起てて、生年月日の運気と併せて来年の指針としてください。

年末年始は混み合う日がございますので、ご予約はお早めに。

2017年12月21日木曜日

タヌキ、駆ける

毎度のタヌキの話題といっても、今日はポンターナではないのです。

ポンターナファンの皆様、今回は期待はずれですみません。m(_ _)m

今日の帰り、夜8時頃のこと、人もまばらな北町の商店街を歩いていたら、なんとタヌキが一匹商店街を横切って行きました。

都会にはたくさんタヌキが住んでいると聞きますが、横切ったタヌキは細い路地に入り、そこにもう一匹タヌキがいました。

北町商店街にもいるんですね~

どこに寝床があるのでしょう。

田端の金魚といい、今月はいきものと巡り合わせがあるようです。

そうそう、いきものと言えばリラクゼーションの顧客の皆様に、年賀状をお届けさせて頂きます。

来年は戌年という事で、お客様の愛犬をモデルにNaoがイラストを書きました。

とても可愛いので、お正月お手元に届きましたら、ぜひご覧ください。

お年賀企画もついております。

リラクゼーションでは、バースデーや季節に応じて割引のご優待がございますので、ご希望されたお客様にはお葉書を送らせて頂いております。

ちなみに占いでは、住所などの個人情報はお伺いしません。

カルナティーラには今のところお見えになりませんが、占いは匿名で鑑定したい方も多くおられます。

いろいろ知りたいけれど、内容がデリケートなだけに、ご自分の個人情報は明かしたくない、という事が鑑定では往々にしてあるので、その点に関してはあまり踏み込まないように気をつけています。

タヌキの話から個人情報についてと、だいぶ飛躍しましたね。

ポンターナを帰国させて欲しいというお声まで頂いてる今日この頃ですが、かのタヌキもいずれまた皆様のお目にかかる日が来るかと思います。乞うご期待。

2017年12月18日月曜日

こんな所に金魚が

私は知りませんでした。

山手線、田端駅の線路の脇の池で、金魚を飼っていたとは。

脇といっても、ほんとに脇で、線路のすぐ隣というか。

荷物が重くて撮影出来なかったので、気になる方はググッてみてください。

驚き桃の木の謎の池が出てきます。

この不思議なシチュエーションの池を、世の人々は皆さん知ってるんでしょうか?

山手線の常識なんでしょうか?

田端はよく乗り換えで使いますが、全く知りませんでした。

世の中にはおもしろいものが潜んでいますね~

2017年12月16日土曜日

心ゆさぶる二胡の音色

日曜日の朝、こころふれあい紀行という日本の職人さん達の工房を訪ねるテレビ番組があります。

たまたまチャンネルを廻していた時に、魔鏡の職人さんが出ていて、以前魔鏡はもう職人がいなくて作れないのではないかという話を聞いていたので、驚いて番組にかじりついてしまいました。

なくなってしまうと困るのです。

でも若い職人さんがきちんと作られているのを見て、安堵したのを覚えています。

それ以来いつもこの番組を見るようになりました。

この番組の進行役が二胡奏者のジャーパンファンさんで、毎回番組の最後に職人さんに捧げる二胡の音色が素晴らしく、先日初めて生の演奏を聴く機会がありました。

写真はその時の会場の寛永寺輪王殿、黒門のライトアップです。




生演奏の二胡には感動しきりで、あまりにも良かったので帰ってすぐに次のコンサートの手配をしたほどです。

そして昨日、待ちに待った忠臣蔵のコンサートへ行ってきました。

ちょうど浪士達が討ち入りを果たし、亡き主君の墓へその報告をした日だそうです。

野沢雅子さんの朗読をはさみながら、シンフォニックオーケストラと二胡の合奏を聴くという構成でした。

ドラマチックな忠臣蔵が、ますますドラマチックな世界観で、涙腺崩壊必至。

それにしても二胡は不思議な楽器です。

人の声が歌っているような音色は、この世で一番切なさを体現できる楽器ではないかしらん、と思わせてくれるほど切なく情感豊かに心に響いてきます。

年末と言えば忠臣蔵、毎年お涙ちょうだいで爽やかに感動しながら泣くお決まりですが、今年はとても良い忠臣蔵を満喫できました。

本懐を遂げて潔く散った、忠義の浪士たち一人一人の人生ドラマに思いをはせ、その生き方にはただただ感動するばかりです。

年の瀬、明ければまた新しい一年がくるというこの時期に、人が人として立派に生きる事を、命をかけて教えてくれる忠臣蔵。

年末に忠臣蔵を見るのは、ただ討ち入りの日だからということにとどまらないような気がします。

最後に野沢さんとジャーさんのサインを頂いて、握手もしてもらい大満足のコンサートでした。



2017年12月15日金曜日

怖い絵展

上野の森美術館で開催中の『怖い絵展』を見てきました。

連日大混雑との事で、開館後すぐに着いてもすでに長蛇の列で、館内に入るまで相当時間がかかりました。

今回の目玉は『レディ・ジェーン・グレイの処刑』という、若くして斬首されたイングランド初の女王の絵。

彼女が断頭台に頭を載せようとする、その直前の刹那を描いたものです。

一緒に行った姉と、やはり絵画は実物を見なければいけないね、と話をしましたが、実際のこの絵から感じる悲壮感はすごいのです。

処刑寸前の絵という事で怖いっちゃ怖いのだが、それよりもジェーンの目隠しに巻かれた布と頬の隙間から、まだ幼い彼女の悲しみや戸惑い、諦め、孤独感が涙とともにこぼれてきそうで、なんとも言えない悲惨さと憐れみを感じるのです。

広告の印刷では全くわからなかった。

処刑執行人の憐憫に満ちた顔、彼女を断頭台へ導く司祭の優しさ、悲しみのあまり失神する侍女の遠い目も、実物を見なければ体感できなかった。

抗えない残酷さの中で、結婚指輪をはめたジェーンの無垢な美しさが際立って、なんとも言えない悲しさを感じる絵でした。

もう一つの目玉、セイレーンも実物は蠱惑的な美しさで、確かに怖いけど見とれてしまう美です。

今回見れて良かったと思いましたが、展覧会全体的に暗い絵が多く、姉と「家に飾る絵ではないね」などと語りながら帰りましたが、怖さでくくる展覧会もなかなか趣があってたまには良いと思いました。

私は切ない絵は好きなので、ミレーのオフィーリアに早くまた来て欲しいと願っています。

水底に沈みゆくオフィーリアの、恍惚とした表情がまた見たい。 

オフィーリアの口もとからこぼれる、消え入るような歌を聴きたい。

印刷物では聞こえないのです。

本物の絵は生きていると思うことがありませんか?

2017年12月11日月曜日

古札とお守りの交換

中氷川神社の8日の鎮火祭が終わると氷川神社の十日市と続いて、これから年末にかけて歳の締めくくりと新年の準備が忙しくなってきます。

歳代わりには、お札やお守りも今までのものは社寺に納めて、新しいものを新たに戴いてください。

古いお札が何枚もたまってたり、古いお守りをどっさりためているようなお宅は、家の中もゴタゴタしている所が多いです。

ただし、貴重なものやその家の守りでずっとあるようなものは、軽々しく手放してはいけません。

毎年頒布される類のお札、お守りはきちんと納めて新しくしましょう。

年末年始は生まれ変わりをして、身辺をスッキリする時です。

お札は落としたり、バッグに入れたままトイレに入ってはいけません。

穢さないように気をつけてください。

これやると叩かれます。

やむを得ない時には新品のきれいなビニール袋に入れて口を閉じます。

ビニールで汚気を遮断してしまいます。

なるべくお札は頂いたらすぐに家に帰ってください。

ぜひきれいなままで来て頂いて、家の神棚でおまつりしましょう。

2017年12月9日土曜日

火渡り2017



昨日は中氷川神社(中山神社)の鎮火祭でした。

このブログも一番最初にサロンの案内の記事があって、次に去年の火渡りの記事で始まるのです。

一年経ちましたね。

写真の火が収まったら裸足で火がくすぶる灰の上を歩きます。

一年の災いを火で清めて、無病息災を願います。

切りというのは五行でかけていくのですが、火渡りは火で切ります。

滝行は水で切ります。

木は杭打ちしたり、金は銭切りや釘打ちや金属を使います。

土はもともと雑多な性質ですが、おすなとりは土です。

人によって合う切りも異なるので、いろいろやってみてこれが良いというのを見つけます。

2017年12月7日木曜日

夜明けのスカイツリー



このあと右下側から日が昇ります。

毎朝ご来光に礼拝します。

太陽の昇る東がふさがっていると、運気にも発展性がないと言われますが、東が壁でも朝起きてすぐに東を向いて拝むと良いそうです。

生まれたての陽光はとても清々しいので、毎日この光を身体に取り入れるのは、心身をさわやかにしてくれます。

2017年12月6日水曜日

くたびれた赤石

ふだん皆さんが何気なく目にしている、私がいつも鑑定する時に身につけている災い切り用の石は「赤石」です。

石については、福になる石の中から相性の良いものを選ぶようにお勧めしていますが、私は赤石と相性が合って石の反応が良いので、ずっと愛用しています。

赤石は災い切りにはとても良く、伊勢の内宮にも素晴らしい赤石が奉納されていますし、一流のホテルの庭や企業にも上手く使われている所が多々あります。

内宮にあるような佐渡の真っ赤な石は、やはりとても力を出すようです。

昨今、綺麗な赤いものは値が張るので、なかなか入手するのも大変になってきています。

我が家では幸運な事に、かなり前に大きくはありませんが真っ赤な赤石を入手できまして、毎日お水をかけて大事にしています。

身につける赤石は108玉のネックレスと、ブレスレットがあり、少し前にネックレスの糸が切れてしまいました。

もともとグレードの良いものだったので、直してもらってまた使おうと思ったのですが、修理に出しに行ってびっくり。

グレードの下がる新品のものと比べても、明らかに私のは色ツヤが悪く、全ての石が汚くくすんでくたびれ果てていたのです。

毎日身につけていると見た目の変化には気づかなかったのですが、思った以上に災いを受けていた事がわかりました。

当然こうなったら健全な石として再利用は出来ませんので、赤石の背負った災いを流してお別れとなります。

あまりの石の変わり果てた姿に驚きましたが、それだけ働いてくれたとも言えます。

赤石は時折欲しいと言われるので、カルナティーラにも少し置く予定ですが、災いをもらいやすい仕事をしている方にもオススメです。

因縁因果を扱う仕事の、プロユースの石ですので、良いお守りになってくれると思います。

ただし赤石は石自体がけっこう強いのと、災いを受けると重くなるので、ふつうの方には水晶などのほうが無難で良いかもしれません。

2017年12月5日火曜日

モンス

『当たるの?』

『(占いをするか)迷ってんだけど』

以前商業施設のブースで鑑定していた時は、いきなり開口一番こう言われる事がありました。

前者には、「さぁ、どうですかね?」と言い、後者には「迷うくらいならお止めになったらいかがですか。」と言っていました。

前者に関してはなるべくお帰り頂きます。

さすがに、不躾だと思います。

こういう人は飲食店で開口一番「おいしいの?」て聞いてから入るんでしょうか?

美容室で「上手なの?」て聞いてから髪を切るんですか?

「こういう件で占いをしてみたいが初めてで不安がある」とか「厳しい事を言われたらいやだ」「会計が心配だ」とか不安に思う事を言ってもらえれば、私の占いのスタンスはこうですから良ければどうぞとご案内する気にもなりますが。

占いはとてもプライベートな事を話したりしますし、互いの信頼関係(依存とは違う)が大切だと私は思います。

それをいきなり不躾に値踏みするような事を言われてしまうと、私のほうが不審に感じてしまいます。

そうなると建設的な鑑定になりようもないので、先方の態度によっては最初から縁を持たない事もあります。

今はおかげさまで予約制占いサロンという事もあり、リピーター様とご紹介の方が多いので変な事を言われる事はほとんどありませんが。

けれど一番強烈だったのは、まだ占い師になりたての頃、今はなき深夜営業もしていた池袋の場末の鑑定所で言われた言葉です。

通りがかりのおばさんが私の姿を見るなりブースに踏み込んできて、『仏教では占いは魔物の手先なのよ!』といきなり怒鳴られました。

わたくし唖然。

固まる私を横目に文句を言いながら去って行きました。

おばはんのほうがよっぽど魔物だんべ、と言いたいところですが。 

仏教系統の占いもいくつかあるし、一体なんだったのでしょう。

あのおばさんは大したモンスでした。

2017年12月4日月曜日

百代の過客

12/3は「九星陽遁始め」という暦が変わる日でした。

占い師にとっては大切な日で、ここをうっかりしていると後の鑑定でミスをする事にも繋がります。

今年は一白水星で、年の九星はカレンダーや一般向けの暦などにも記載してありますが、実際には年の九星、月の九星、日の九星、時刻の九星と時間のスパンに応じて九星が配当されています。

3日を境に日と時刻の九星の巡り方が変わり、九星においては新年に先駆けて新しいスタートを切りました。

3日の干支は甲子で大黒様へお参りする日でもあり、六十干支の一番目でもあります。

しかも天赦日で、何かを始めるには良い日だったのではないかと思います。

私も鑑定の際にご商売や事業をやっているお客様には、いろいろお勧めしておきました。

やはり自然界の機に乗ずるというのは、大切な事だと思います。

ちなみに、日と時刻の九星の配当はわりと近代になってから確定されたのですが当時は相当に紛糾があったらしく、けれどもいま鑑定で使えるということは、正確に配当されている証だといえます。

占いというのは、全て先人の真摯な研究の基盤の上に成立しています。

とめどなく流れていく時の流れ。

何千年もかけて、その流れを可視化する努力がなされた事に畏怖を感じます。

KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します

 2015年1月1日に開設したこちらのブログ、ここ数年は放置になってしまいましたが、運営を終了いたします。 9年も経ったなんて、感慨深いですね。 9年前なんて、まだ30代だった・・・(汗) 歴史が詰まっています。(涙) KARUNA TI LAを始めてから、こんなに年数が経ってい...