日本人ほど信仰に大らかな感覚を持っている民族は、そういないのではと思っています。
宗教的な意味合い抜きで、西洋の行事であるクリスマスやハロウィン、バレンタインも楽しんでしまう。
かくいう私もキリスト教徒ではないけれど、昨日は家族とご馳走を食べてワインを飲んで大いにクリスマスイブを楽しみましたし、家族の絆とあたたかみを感じる一日を過ごす事ができました。
日本人は柔軟に他国のものを取り入れて、自分たちが楽しめる形で生活に組み込んでしまうのが上手だなあと思います。
ほんとうに大らかです。
それは神道的な感覚が根底にあるからじゃないかなと思っています。
教祖もいない、教典もない、多神教で自然崇拝。
お宮へ行ったり、山や滝や自然を拝む。
一神教でいう「神」とは、神は神でもだいぶん感覚が違う。
神道的な信仰とは何か、見えない至高の存在や働きに対する、素朴で最も純粋で崇高な祈りそのもの、だと思うのです。
言葉にするなら「心」そのものというか。
一方で、日本人の大らかさを感じる事が少なくなってきたのも事実で、世間には排他的・攻撃的な言葉が飛び交い、惨憺たる世相といった感もあります。
ギスギスした空気感は居心地が悪いし、来年は穏やかな一年であって欲しいと願いながら、クリスマスに年賀状を書きました。