2017年1月25日水曜日

功過格表

前回の記事をうけて、功過格表のお話です。



ネットに紫星会というところの功過格表がわかりやすく出ていますので、こちらをお借りして見てみましょう。



その昔、中国の雲谷禅師が人の行いを善行と悪行に分けて、善行を「功」、悪行を「過」として行いの内容によってそれぞれ点数で分類した表が作られたというわけです。



善行のトップは『1人の者の命を救う』でプラス100点、お医者様は徳の高い職業なんですね。



普通に生きているとなかなかこのような場面には遭遇しません。



高得点を狙うのはハードルが高くても、プラス3くらいのところから取り組めそうです。



プラス1の「饗宴に招かれても応じないこと1回(+1)」たまにはお付き合いを断る勇気も大切ですね。



「人畜の疲労を回復させること1回(+1)」カルナティーラもこうありたいものです。



むしろ難易度が高いのが+0.01の群で、「道路や橋を修理する」とか「倉を建てて活用する」とか、時代の相違を感じます。



「1つの気に入らない言葉でも聞き容れる(+3)」は身につまされます・・・わかってはいるけどなかなかできません。



善行(功)を見てきましたけれど、次に悪行(過)へいきましょう。



これの下のほうのプチ悪はけっこう思い当たることもあるのでは。



「二枚舌でもって1つの人間関係を不仲にしてしまう(▲3)」こういう事する人いますよね。罪深い。



悪口は▲5で、誹謗中傷は▲30とけっこう悪行レベルが高い。当然、殺人が悪の極み。



まぁ、悪行を読んでいると、襟を正さねば、となりますね。



功を積むのも大事でしょうが、過を犯さないようにする事も重要です。



本多常二郎先生の「こころの妙薬」で、『宿業の余罪重障にして・・・』という衝撃の言葉がありましたが、死んだ時に善行と悪行がトントンになっていれば優秀なほうで、たいてい悪をさらに重ねるようですから、日々精進ですね。

なむさん!

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