2017年12月4日月曜日

百代の過客

12/3は「九星陽遁始め」という暦が変わる日でした。

占い師にとっては大切な日で、ここをうっかりしていると後の鑑定でミスをする事にも繋がります。

今年は一白水星で、年の九星はカレンダーや一般向けの暦などにも記載してありますが、実際には年の九星、月の九星、日の九星、時刻の九星と時間のスパンに応じて九星が配当されています。

3日を境に日と時刻の九星の巡り方が変わり、九星においては新年に先駆けて新しいスタートを切りました。

3日の干支は甲子で大黒様へお参りする日でもあり、六十干支の一番目でもあります。

しかも天赦日で、何かを始めるには良い日だったのではないかと思います。

私も鑑定の際にご商売や事業をやっているお客様には、いろいろお勧めしておきました。

やはり自然界の機に乗ずるというのは、大切な事だと思います。

ちなみに、日と時刻の九星の配当はわりと近代になってから確定されたのですが当時は相当に紛糾があったらしく、けれどもいま鑑定で使えるということは、正確に配当されている証だといえます。

占いというのは、全て先人の真摯な研究の基盤の上に成立しています。

とめどなく流れていく時の流れ。

何千年もかけて、その流れを可視化する努力がなされた事に畏怖を感じます。

KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します

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