2017年12月5日火曜日

モンス

『当たるの?』

『(占いをするか)迷ってんだけど』

以前商業施設のブースで鑑定していた時は、いきなり開口一番こう言われる事がありました。

前者には、「さぁ、どうですかね?」と言い、後者には「迷うくらいならお止めになったらいかがですか。」と言っていました。

前者に関してはなるべくお帰り頂きます。

さすがに、不躾だと思います。

こういう人は飲食店で開口一番「おいしいの?」て聞いてから入るんでしょうか?

美容室で「上手なの?」て聞いてから髪を切るんですか?

「こういう件で占いをしてみたいが初めてで不安がある」とか「厳しい事を言われたらいやだ」「会計が心配だ」とか不安に思う事を言ってもらえれば、私の占いのスタンスはこうですから良ければどうぞとご案内する気にもなりますが。

占いはとてもプライベートな事を話したりしますし、互いの信頼関係(依存とは違う)が大切だと私は思います。

それをいきなり不躾に値踏みするような事を言われてしまうと、私のほうが不審に感じてしまいます。

そうなると建設的な鑑定になりようもないので、先方の態度によっては最初から縁を持たない事もあります。

今はおかげさまで予約制占いサロンという事もあり、リピーター様とご紹介の方が多いので変な事を言われる事はほとんどありませんが。

けれど一番強烈だったのは、まだ占い師になりたての頃、今はなき深夜営業もしていた池袋の場末の鑑定所で言われた言葉です。

通りがかりのおばさんが私の姿を見るなりブースに踏み込んできて、『仏教では占いは魔物の手先なのよ!』といきなり怒鳴られました。

わたくし唖然。

固まる私を横目に文句を言いながら去って行きました。

おばはんのほうがよっぽど魔物だんべ、と言いたいところですが。 

仏教系統の占いもいくつかあるし、一体なんだったのでしょう。

あのおばさんは大したモンスでした。

KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します

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