2018年1月8日月曜日

怪しい文学館

BSの再放送で、谷崎潤一郎の「春琴抄」について紹介しながら、ゲストが様々な観点からその世界観を分析するテレビ番組をやっていました。

小説の記憶を辿りながら、なかなか楽しめました。

谷崎は日本が世界に誇る変態、みたいな事言われてましたね。

ゲストの分析もおもしろくて、小説をさらに深く楽しめる内容の濃さでした。

谷崎潤一郎の世界は異常だけど、そこに美しさも感じます。

狂気じみてても、不愉快にはならないのですよね。

この番組で小説の朗読をしていた女子高生、特に春琴を演じた子がとても存在感があって、本当に春琴がいるみたいでしたよ。

驚きました。

そのうち舞台の女優さんとかで活躍してそうだよね、と我が家では話しておりました。

「怪しい文学館」は乱歩の回もあるそうで、見たかったなぁ。

谷崎と乱歩しかシリーズないようですが、もっと作って欲しいね!と我が家では絶賛、主人は田山花袋が良いのではと。

田山花袋は布団の話の人としか知りませんが、私は暗夜行路なんかもいいんじゃないかと思います。

怪しいというより暗いのだが、鬱々とした小説を鬱々と分析するのもいいのでは。

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