2018年2月5日月曜日

正邪の見極めについて

前々からモヤモヤしつつ考えていた事があって、占いで人の性格や性質をみるのと、その人の心の善悪をみるのは、別の次元であろうという事です。

生年月日から、その人が将来犯罪を犯すか、または過去に犯罪を犯したかどうかはわかりません。

とある犯罪者がいたとして、その人と同じ生年月日の人は他にもたくさんいますが、みなが同じように犯罪を犯すかと言うと、そんな事はありえないのです。

生年月日では性格、性質などの傾向を把握する事が出来ても、その人の心の中の正邪については見極めをつけにくいという事です。

もちろん、人間の心の中には正も邪も両方があると思いますが、生年月日からこの人は犯罪を犯す、とは断言できないでしょう。

ただ、クセの強い偏った性質や、残酷な性質などは判断がつくので、何か事件が起きた時に犯人の生年月日をみて、この生年月日ならやりかねないと事後検証をする事はあります。

占いでその人自身から正邪を見極める場合、何が使えるかというと、観相かなと思います。

といっても、ただ手相や人相で型をみているだけでは、性質がわかるだけで同じこと。

その人の「心気」が宿っていて、その人そのものを体現し、外からもわかるのは「目」だと思います。

目は人相でも最重要とされています。

三白眼がどうとか外見のことではなく、その瞳の清濁をみて、生気をみて、その人の心のありようを諮るのです。

みんな同じ丸い玉に、肝心要のところを見るのですね。

目を含めて、声や雰囲気、その人全体をみるのは大事な事で、星や形に捕らわれて間違った判断をしてはいけないという事です。

その人自身から判断する場合とは別に、易や私の使う四盤は別の観点からいろい見せてくれます。

易や四盤は占いの神様に伺うため、離れた視点から客観視しているので、ただその人を見ているだけでは、わからない事を示してくれます。

ただし、それが読み取れるかどうかは、鑑定者の実力が問われる部分です。

私はまだまだ。

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