2017年9月17日日曜日

神紋を学ぶ

今週末と来週末、晴れると氷川神社の摂末社ご神紋巡りができるそうです。





一覧してみると、このご神紋の由来は何かな?とかいつもと違う角度で興味が湧きますね。

紋にはほとんど知識がないので、勉強がてら調べてみました。

だいたい自分の家の家紋を『だんご』と呼んでいるくらいですからね。

『三つ星だ!』と主人にいつも訂正されるんですが。

さて本題に戻り、門客人神社、天津神社、宗像神社は柏紋でしょうか。

宗像さんは大元は楢紋らしいのですが、お氷川様の摂末社は柏紋が多いですね。

柏餅の柏ですぞ。その昔、神様のお食事を柏の葉の上にお供えしたそうな。

独特な香りのものは邪気を祓うともされますからね。

その柏の紋が神社ごとに各々少しずつ異なります。

門客人神社さんは謎多き社ですが、亀甲に柏が入っているようです。

松尾神社は「立ち葵」。

この立ち葵紋は右離れと左離れでまた異なるバージョンになるそうで。

紋の世界は奥深いですねぇ。

お稲荷さんはもちろん、「稲」。

天満神社はもちろん、「梅」。

ほうほう。

しかし、最もドラマチックだったのは、御嶽神社のご神紋です。

「丸の内に三つ引」もしくは「丸に三つ引」になるのでしょうか?

この紋の由来の説として、普寛行者さんの考案で、丸が宇宙、三本の横棒の真ん中が大日如来を表し、上が不動明王、下が摩利支天を表しているという、なんともダイナミックな神紋ではありませんか!

このシンプルこのうえない紋に、宇宙的規模で神仏が表現されているという・・・

普寛行者さんの神社は秩父にあるので、三峯へお参りの際は、立ち寄ってくださいまし。

神紋についても調べ始めるとキリがありませんが、この切り口で神社を学ぶのもなかなかためになります。

かねてから氷川神社の禁足地はいったいどういう事なんだろう?と考えていましたが、その謎が一部解けました。

写真は蛇の池。

パワースポットという言い方は、なんだか観光地みたいで、神聖さがないがしろにされているような気がします。

どこへ行くにしても、くれぐれも、観光気分で荒らさないように、気をつけましょう。





ここ最近、いろいろ整備されてご神水も気軽に頂けるようになりましたので、吉方位でお水取りされるのも良いと思います。

事前と事後に神様にご挨拶をしてください。

お水取りは必ず清めてからですよ。

吉方位だから、ただお水をもらってくれば良い、という事ではありません。

取るというより、取らせて頂く、授けて頂くという心の持ち方が大事です。

KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します

 2015年1月1日に開設したこちらのブログ、ここ数年は放置になってしまいましたが、運営を終了いたします。 9年も経ったなんて、感慨深いですね。 9年前なんて、まだ30代だった・・・(汗) 歴史が詰まっています。(涙) KARUNA TI LAを始めてから、こんなに年数が経ってい...