2016年12月20日火曜日

平穏

前回は来年を主宰する一白水星について書きましたが、実は今月は一白水星の月になりますので、今月世の中で起きている事は、来年一年間に起こる事象を占ううえで参考になるかと思います。



海外での大事件や、日本でのニュースを見ていると、やはり六白暗剣(一白は六白金星をダメにする)に関する事が多く感じられます。



殺伐としています。



占いを学ぶ過程で言われてきたのが、『何もなくて吉とする』という言葉です。



特に良い事がなくても、悪い事が起きず平穏である事が一番良いではないか、という意味です。



淡々としていて積極性には欠けるような言葉ですが、平穏を維持するという事がいかに難しいことか。



大先生の本に出てくる言葉に、「人は幸福を求めて不幸に突進していく」とあります。



占いの仕事をしていると、年々しみじみこの言葉が重さを増していきます。



お客様に対しては、なるべく福をとってもらいたい、良くなってもらいたいとは思うのですが、自分も含めて何よりもまず、当たり前のことに感謝するという気持ちを忘れてはならないとも思うのです。



明日は冬至で一陽来復ですから、今一度初心に返って、普段あたりまえになっている事を見つめ直したいと思います。




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