三菱創業家の旧岩崎邸庭園を見学しに湯島へ。
最寄りは湯島ですが、所在は台東区です。
湯島といえば天神様。
まずはお参りからスタート。
これで、頭脳の開発に霊験あらたか間違いなしと思いつつ、テクテク歩いて旧岩崎邸へ。
建物へ辿り着くまでの、木々に囲まれた砂利道のストロークもよいです。
邸宅へ入っていく期待感が高まります。
洋館の入口で靴入れの袋を頂いて中へ。
まず玄関の床のタイルに見惚れる。
洋館はジョサイア・コンドル氏の設計。
古い建物の保存のために空調がありませんが、館内は風がスルスル吹き抜けて、とても気持ち良い。
長い時を刻んだ、重厚な造りの空間は、ゆったりと時間が流れているようです。
コンドル氏の事は我が家では、河鍋暁斎(カエル好き)の弟子という認識で親しみがありますが、建物を見るとやはり凄い建築家なのだな…と再認識。
細かなところが大変に凝っている建物です。
床は部屋ごとに異なる、数種の木を用いた寄せ木細工、たくさんある暖炉のデザインも全て異なる。
天井の造りも部屋の用途によって違い、女性用の部屋はとりわけ優美です。
所々イスラムの意匠が取り入れられていて、屋敷に華を添えています。
金唐革紙という、和紙に漆を塗って模様をつけた、革の質感がする壁紙には驚き。
日本の工芸すごい。
華やかな洋館は贅沢な造りですが主にゲスト用で、普段は和館で質素に暮らしていたそう。
和館も美しい日本建築です。
大部分取り壊されてしまったようですが、残っている部分で喫茶を楽しめます。
和室から日本庭園を眺めながら、岩崎家ゆかりの小岩井農場のスイーツを頂きました。
アイスおいしい~
昔はビリヤードが紳士の嗜みで社交場だったようで、別棟で撞球専門の建物があります。
スイスの山小屋風で楽しく遊べそうな空間です。
凝りに凝っていて興味も尽きませんが、空も怪しいので岩崎邸を発って、上野へ。
行田の蓮は7月中旬で寂しかったけれど、上野はまだまだたくさん咲いています。
弁天様をお参りして、清水観音堂へ。
アクロバティックな月の松。
本日のお土産はビール。
DHCてビール作ってるんですね。
沖縄のビールは珊瑚の洞窟の仕込水とのこと。
フルーティーな良い香りがフワッと立ち上るので、軽めかと思いきやスッキリした苦味のあるビール。
DHCの無濾過ビールはフレッシュでのど越しよく飲みやすいです。
そして、先日食材探しの旅をしてきたグリーンカレーを作りました。
水野仁輔さんが紹介していたレシピです。
カルナ菜園で収穫してきた青唐辛子が入っているのですよ!
おいしく出来ました。
青唐が穫れるうちに、再度作ります。
↓おまけ↓
吉池で買った大量赤ピーマン。
甘くて美味しい、焼いてもサラダにもぴったりでした。
大量過ぎていろいろ使えます。