安岡正寛先生の本に、トイレでは花を活け、香を焚きしめて、大いに勉学に励むべし、という事が書いてあります。
我が家でも主人の読書タイムで、主人が読みかけの本が置いてあるので、私もついでに読ませてもらいます。
自分では一生購入しないだろうし、本屋でも手に取らないであろう本を読むので、これはこれで面白さがあります。
いま読んでいるのPHPの『甲冑のすべて』という、これまたマニアックな本で、武士の甲冑についての指南書です。
この中で愉快なのは兜です。
直江兼続の「愛」や上杉謙信の飯縄権現など、私でも知っているものもあります。
ところがもっと愉快なものがたくさんあって、くまちゃんの顔を被ったり、ウサ耳をつけたり、巻き貝をのっけてみたりと、やりたい放題です。
巻き貝なんてアラレちゃんが喜びそう。
武士達は真剣にやっているのかもしれないけれど、のちの世からみるとちょっと滑稽ですね。
しかし、甲冑というのは武士が命を預けた覚悟の装束であり、美術、工芸的にも第一級の美しさを兼ね備えたものだということを学びました。
勉強の成果で、今後どこかの展示で見ることがあれば、興味深く眺められそうです。