長く占うほどに、相性というのはとても奥が深く、単に良い悪いでは割り切れないものです。
鑑定では時間も限られているため、単純化してわかりやすく話をまとめてしまいがちですが、深く見ようと思えば底無し沼にはまりそうです。
ひとくちに相性と言っても精神的な相性、肉体的な相性、男女としての相性、ビジネスの相性などいろいろあるわけです。
自営のお宅でご夫婦としては良くても一緒に仕事をするとうまくいかないとか、友人としては良いけど恋人としてはみれないとか。
とにかくパターンも複雑で、よくこんな事を占いで判断しようとトライして、洗練してきた占いの先人達は偉大です。
それはさておき、先日の講義において、理想的な相性で結ばれて、一緒にいる間はお互い運気も良く成功しても、何かの事情で別れてしまった場合、その反動が酷すぎて無惨な状況になってしまう事があるので、良すぎても怖さがある、という一例がありました。
相性が良いからと言って順風満帆とはいかないのが人生で、ほかの人やら要因やらが関わって、お別れとなってしまう事もあります。
良い相性でも結ばれない事もあるし、悪い相性でもベッタリという事もある。
相性だけで語り尽くせない部分が『縁』なのだと思います。
相性だけで語り尽くせない部分が『縁』なのだと思います。
それに、たとえ相性が良くてもそれを良好に保ち続けるためには互いの努力が必要だし、本来悪い相性でも互いの努力次第で良い関係性を築くことも出来ます。
その努力の仕方をどうするかにおいて、占いはお役に立てるのではと思います。
その努力の仕方をどうするかにおいて、占いはお役に立てるのではと思います。
けっきょくは相手を理解し大切にしようという、思いやり次第で関係性は異なってくるのかなという事になります。
一方的でもいけないけれど。
一方的でもいけないけれど。
相性は一つの要素に過ぎないところもあり、ベースにその人の持っている運命的な傾向のほうが重要さを増してきます。
個人をみるのも複雑なのに、個人対個人の相関関係をみるのが相性なので、より複雑になって当然ですね。
ちなみに不倫相手と配偶者の星が似ているのはよくある事で、変えているようで、けっきょく同じような相手を選ぶようです。
再婚相手が前の配偶者とそっくりな星だったケースもあります。
なので、別れてから再婚までは三年空けてから探せ、とも言われています。
相手の気が残ってしまうから。
また同じような人と同じような失敗を繰り返しやすくなると。
まぁ三年も空けば運気も変わっているでしょうし。
相性、深いなぁ。