前回のブログに続く話で、少し前から気になる事は、ネットに書いてある情報をそのままうのみにしてしまうケースが増えていると感じられる事です。
DeNAの事件もありましたし、ネットの情報にはいいかげんなものがずいぶん出回っているのも事実でしょう。
そもそも情報は自らの判断で取捨選択しなければいけないものだと思いますが、そのプロセスを完全に放棄してしまっている人はけっこう多いのでは。
また自分が門外漢の事に関しては判断材料すら持ち合わせないので、情報を精査しようがない。
これが本当のネットの怖ろしい所ではないのかしら。
情報だけは山のように入ってくるけれど、それをそのまま受け入れっぱなしで、受け手のほうにフィルターがない。
占いで会話していても、心配になる事があります。特にこの世界はスピリチュアルな話も関連してくるので、海のものとも山のものともわからない話が多いですし。
ネットは本当に便利でいろんな情報を苦労もせず与えてくれます。
結果自分の頭で考える事が麻痺してしまい、けっきょくどこの誰が書いたものかわからない記事を、信頼して良い内容かどうかも自ら判断せずに、流されている情報をそのままうのみにしてしまうようです。
アミナの事件も少女と思って真剣に交流していたら、実体は得体の知れないオジサンだったという悲劇でした。
このような事は表に出なくても現在も起きているだろうし、今後もいくらでも起こり得る事でしょう。
本来自分の頭を使って「考える」部分を他人任せにしてしまうのは危険な事だし、いかようにも他人に翻弄されてしまう。
小説やマンガなどのフィクションや娯楽ならば、別に誰が書こうがどうこうという事はないけれど、ネットにある情報はフィクションだかノンフィクションだか出所もわからないものが、まことしやかに書かれていますし。
これだけ情報が錯綜し、操作される世の中で、正しい情報を得るのは容易でないにしても、その努力は大切だと感じています。
正しい事を知ろうと思ったら、学ぶしかないでしょうし。
一つの物事を知るのに、関連の情報をいくつもいくつも収集すれば、たくさんの矛盾の中に大体こんなものというアウトラインが見えてくると思います。
脱線しますが占い師になって思った事は、こんなに勉強させられるのか・・という事。
とにかく本はたくさん読まなければいけないし、それぞれ流派もあるし、たいていよその事は悪く言う事が多いので、それは流して幅広く読んでいるうちに共通している事はが浮かびあがってくるもので、それを大事に取ればいいのだし。
私は以前から対面鑑定にこだわっていて、やはり大事な話はお互い目を見て話したほうが良いかとも思います。
対面鑑定は逃げも隠れもできないので、難しいご相談でも自分なりに力を尽くすか、力量を越えたら丁重にお断りするわけですが、お客さんを大事にするという姿勢からも、その「人」全体を見て鑑定するという観点からも。
今日はニュースでIT化、機械化が進めば、いま人のやっている仕事がなくなって職が少なくなるという話でしたが、そんな世界で占いというものがどのようになっていくのか、これからを生きる私たち占い師はその変貌を見る事になるのでしょうか。
2017年1月10日火曜日
KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します
2015年1月1日に開設したこちらのブログ、ここ数年は放置になってしまいましたが、運営を終了いたします。 9年も経ったなんて、感慨深いですね。 9年前なんて、まだ30代だった・・・(汗) 歴史が詰まっています。(涙) KARUNA TI LAを始めてから、こんなに年数が経ってい...
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