2016年12月22日木曜日

冷静を保つこと

火と水の災いは怖ろしく占術の世界でも大いに警戒するものです。



貴重な糸魚川の翡翠はパワーストーンとしても知られているけれど、その糸魚川でまさかの大規模火災。



天災なのか人災なのか、140棟もの建物が一日で灰塵に帰してしまうとは、何ともやりきれない。



あれほどの火災で命の犠牲がなかったとはいえ、雪国の年の瀬ではさぞお辛い事と思います。



被害地域が早く平穏な日常を取り戻せるように祈るばかりです。



占い師にふさわしい素質の一つは、冷淡な事だとも聞きましたが、この言葉の真理は、人間性が冷たいのではなく、感情に流されず理性で物事を見据える事を説いているのだと思います。



何か事件が起きた時に、被害に合われた方たちの事を考えると胸が痛んでも、なぜそのような事が起きて、どのような星回りになっているのかを冷徹に検証しなければいけないから。



その点は因果な商売にも感じられます。



今回の事から盤を見て感じたのは、なんだか巽(風)が凶悪だ、という事。



盤では1と6の関係が目につくけれど、見落としやすいけれど、巽。もちろん災いの星、五黄との関係も。事象としては火で、風と一緒になってこその大火。



そこから派生して考えると鳥インフルも結びついてきて、他にもいろいろ。



巽はおとなしそうな顔をして、火を利用してこんな災いを起こすとは。



くわばら。



鑑定においても、お客さんの心に寄り添いつつ、頭では冷静さを欠いてはいけない。



どんなに悲惨な話を聞いた時でも。ただ一緒に泣くだけでは、占いにならない。



冷たいわけではないのです。

KARUNA TI LA 占いの小部屋 ブログ終了します

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