2018年4月16日月曜日

木の芽どきに戦慄する

春になるとおかしな人が増える、と言われます。

春は暖かくなって気分も開放的になりそうですが、昔から「木の芽どき」といって、デンジャーな季節とも認識されてきたようです。

このめどき、て呼び名はかわいいのに。

わたくしも先日、春風のいたずらか恐怖を感じる事件がありました。

地方へ行くため電車に乗っておりまして、長時間の乗車でウトウトと気持ちよく寝込んでおりました。

都内を出発した電車が郊外に入り、だいぶ乗客もまばらになりつつある頃、隣の座席から『ガサガサ、カリ、カリ、カリッ・・・』と怪しい音が。

鉛筆削りで削っている時のような音で、何かを削っているよう。

いやな予感がする・・・

このまま何も見ずに平和に寝ていたいと思う半面、カリカリうるさいのでチラッと横目で見てみました。

そこにはカッターナイフで何か白いものを削っているヨボヨボのおじいさんの姿が。

衆人環境、まして揺れる電車の中でカッターナイフを使うとは、ちょっと認知が入っているのかもと思いましたが。

刃物が滑ってこちらへ来たら一大事と思い、とりあえず場所を移動しました。

その後、電車が目的地へ着き改札へ向かう途中、ホームにいたこれも徘徊中かな?といった感じのおじいさんが、私の二人前を歩いていた女性に横からいきなり抱きつきました。

凍り付く周囲。

その女性の方は驚きながらも丁重に対応していましたが、普通に考えたら不審者・変質者です。

この電車は一体なんなのだ?と思いつつ、「もう春だもんね~」と嘆息。

木の芽どきおそるべし。

春は気候・環境の大きな変化があるため、自律神経が乱れて精神的なバランスも崩しやすいと考えられているようです。

占いの世界でも冬の陰から春の陽へ変わる所は大変化で、その影響が少し経ってから出てくるという事だと思います。

五月病のシーズンも間近ですし、この春大きく環境の変わった方は無理をせずにご自愛ください。


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