2019年2月19日火曜日

北の格式

日曜BSの『百年名家』という番組で、先日は志賀直哉の住居を紹介していました。

奥さんと子供達には南側の明るい部屋をあてがって、志賀直哉本人は北側の寒くて簡素な部屋を自分の居室にしていたという事で、家族への思いやりと愛情を感じられる間取りだ、という話をしていました。

北向きは思索にふけるには良いでしょうね。

志賀直哉が知っていたのかはわかりませんが、家相の面から見ると自然な事で、北西~北をその家の権威を持つ人が抑えなくてはいけません。

神棚と仏壇の向きも同じ事です。

西から北にかけてが格式の高い方位となります。

『天子は南面す』

『北面の武士』

という言葉もあります。

とりわけ北西の部屋は主人。

上下でいうと、2階より1階のほうが大事になります。

最近、眺めが良いからという理由で、住居兼賃貸住宅を建築した時に大家さんが上の階に居住するケースがよくありますが、これは逆です。

大家は一階をどっしり抑えることが必要です。

住宅事情が大きく変化している事でマンションの家相は研究が追い付いてない面があると思いますが、マンションの家相の難しさの一つは、上の階は下の階から上がってくる『気』の影響を受けてしまうこと。

鑑定でもよくお話しますが、炭ベッドは取り入れてみてください。

昔から神社仏閣の下に炭を入れているのには意味があってのことです。

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