六大凶殺とは、
①暗剣殺(あんけんさつ)
②五黄殺(ごおうさつ)
③歳破(さいは)
④月破(げっぱ)
⑤本命殺(ほんめいさつ)
⑥本命的殺(ほんめいてきさつ)
以上の六方位を指します。
説明は望月治先生の『大気現象 干支九星家相学 全』(鴨書店出版)より引用をさせて頂こうと思います。
昔はただただ難しいと思った本でしたが、いま再読すると大変勉強になります。
方位学を勉強される方はぜひ読んでみてください。
引用部分は【】内です。一部省略します。
①暗剣殺
暗剣殺は中宮に入った九星の定位が災いとなります。五黄殺の反対側で対をなします。
【この方位を私達が知ると知らざるとにかかわらず、又、如何なる人が如何なる事情によって、これを犯しても、その災に軽重はなく、一律に、答えは滅亡となって現れるのです。たとえば、商業上の取引や、一時的に、建物を新しく建て直すので、事務所や出張所を移す、又、出したりしても、この方災は必ず後日起って、取り返しのつかない失態を演ずるのです。】
暗剣殺は家運壊滅の凶悪方位です。用いてはいけません。
とりわけ艮宮(東北)の暗剣殺は激甚災害というほどの凶作用を出すので、充分に気を付けなければいけません。
令和元年(平成31年、2019年)は東北が暗剣殺でした。
②五黄殺
五黄殺は五黄土星が廻座する方位です。
【暗剣殺に次ぐ凶方位で、暗剣殺の場合、災厄は凡て他動的に起ってくるのであるが、五黄殺の災禍は凡て、自動的に発生する事である。この五黄殺を犯した時の事象は、諸事停滞して、発展なく、月日が経つにつれて、腐敗して、世事すべてが、ゴタゴタし、苦情、縺れを生じ、又、病災が絶えない。火災は暗剣殺の場合は類焼であるが、五黄殺の場合は自家発火である。】
五黄殺はじわじわと腐っていくように運気が潰えていきます。
事故だとぶつけられるのが暗剣殺で、自らぶつかるのが五黄殺と言われ、暗剣殺と作用する方向が逆になります。
癌がでます。
五黄殺は災いの発現が遅い方位ですが、いったん災いが出始めてしまうと、とにかく凶事や病気がダラダラと長く続いて運気を削いでいく、非常に嫌な方位です。
③歳破 ④月破
【親子夫婦間に於ける親愛を破り、或は営業を破ります。この方災は、古い関係に於ける原因から再発して、それが発達して、凡てを破壊する事になる凶悪なる方位であります。】
破は字そのまま、運気が破れるという事で、健康が破れて病気→手術という事もあります。
物事破れて順調にいかなくなる方位で、月破は歳破よりやや軽い。
⑤本命殺 ⑥本命的殺
今までの4方位は全ての人にとって凶方位となりますが、本命殺と本命的殺は各個人によって異なります。
一般的に、自己の本命星(自分の生まれ年の九星)がまわっている方位を本命殺、その反対側の方位を本命的殺といいます。
干支九星では十二支の本命殺、本命的殺をともに重視します。
また、自分の本命十二支の対冲(正反対の十二支)にあたる十二支がまわる方位も凶となります。
対冲の十二支…子と午、丑と未、寅と申、卯と酉、辰と戌、巳と亥
例えば、子年生まれの人は、子が廻る方位と午が廻る方位は使えません。
【本命殺と本命的殺は、その本命星の人だけに特定に現れる凶方位であり、精神的、肉体的に、営業的にも重病的に、重く災害が現れるのです。ですから災害、失敗の原因は、必ず自動的に、本人の不注意や過失にあるのです。ですから誰を怨むわけにもいかぬので、ノイローゼになる場合が多いです。又、自殺も多い現象です。】
本命殺は大変怖い方位で、これを知らず使ったが為に、何もかも悪い方向へ転がり始めてどうにもならなくなってしまった、という事が起こりえます。
引用最後の一文がやはり出る方位であり、運気衰退を辿りますので、方位選定の際には二匝目(二巡目)にも警戒しなければいけません。
以上が六大凶殺の簡単な説明になります。
詳しくは使う方位によって災いの出方も異なるのですが、ここでは省きます。
ちょっとくらい大丈夫であろう、自分は大丈夫であろう、という甘い期待は方位には一切通用しません。
ただ、その方位を使った事によって起こる自然現象だからです。
時によって凶方位がいくつも重なる方位ができる事がありますが、こういった方位を使った場合や、凶方位へ続けて移転を繰り返した場合は手が付けられなくなる事があります。
そうならないように、凶方位は避ける事を念頭に置いてください。
2020年1月19日日曜日
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